
ホームページを公開しているのに、思ったように問い合わせにつながらない。何を直せばよいか分からないときは、まず「見てもらえていない」のか、「見てもらえているけれど問い合わせにつながらない」のかを分けて考えます。
この記事では、主に後者の「掲載内容や使いやすさ」を見直す7つのポイントを紹介します。アクセスが少ない場合は、検索やSNS、Googleビジネスプロフィール(検索や地図に表示される事業者情報)などからホームページへ案内できているかも確認しましょう。
最初に、自社のホームページをスマートフォンで開いて、次の3点を確認してみてください。
分かりにくいところがあれば、そこが見直しの出発点です。ホームページは公開するだけでなく、見た人が自分に関係するサービスか、安心して依頼できそうかを判断できる状態に整えることが大切です。
以下の具体例は、見直し方を説明するための例です。Null Axisの受注実績を紹介するものではありません。
ホームページを開いたとき、最初に見られるのは「この会社は何をしているのか」です。会社名や理念だけが大きく表示されていても、具体的な事業内容が分からなければ、見た人は自分に関係する会社なのか判断できません。
「地域の未来に貢献します」といった理念に加えて、トップページの最初の部分には、次の情報が分かる文章を置きましょう。
例えば内装工事なら、「住まいを快適に」だけでなく、「壁紙の張り替え・床の補修・賃貸物件の原状回復」など、実際に頼める仕事を挙げます。格好よく見せることよりも、読み手が自分の困りごとと結び付けられる説明を優先しましょう。
サービス内容が書かれていても、対象者が分からないと、見た人は「自分が相談してよいのか」と迷います。店舗向けなのか、会社向けなのか、個人事業主にも対応するのか、対応地域はどこまでなのかによって、受け取り方は変わります。
すべての人に向けて書こうとすると、かえって誰にも伝わりにくくなることがあります。主な対象をはっきりさせたうえで、必要に応じて対応範囲を補足しましょう。
例えば「法人・個人事業主に対応」「住宅所有者・賃貸オーナー向け」など、対象を具体的に示します。オンライン対応と訪問対応で地域が異なる場合は、それぞれの範囲を分けて書きましょう。
営業時間、サービス内容、料金、住所、連絡先などが古いままだと、見た人に不安を与えてしまいます。ホームページとGoogleビジネスプロフィール、SNSで情報が違っている場合も注意が必要です。
例えば、ホームページでは営業中になっているのに、Googleビジネスプロフィールでは休業日になっていると、どちらを信じればよいのか分かりません。特に次の情報を確認しましょう。
料金や営業時間を変えたときは、ホームページだけでなく、GoogleビジネスプロフィールやSNSのプロフィールも一緒に確認します。変更する場所を一覧にしておくと、直し忘れを防ぎやすくなります。情報を新しく保つことは、自社の事業内容を整理することにもつながります。
サービスに興味を持っても、料金や依頼の流れが分からないと、問い合わせをためらう人は少なくありません。「高額な契約を勧められるのではないか」「自分の相談内容でも対応してもらえるのか」と不安を感じるためです。
すべての料金を細かく掲載できない場合でも、次の情報を載せておくと、相談する側の負担を減らせます。
例えば「○円〜」と載せる場合は、その金額で何を依頼できるのかも添えます。基本料金に含む作業、別料金になる作業、継続費用の有無を分けましょう。「詳しくはお問い合わせください」だけで終わらせず、依頼前に費用を判断できる情報を伝えることが大切です。
以前の写真をそのまま使っていたり、実際よりも内容を大きく見せすぎていたりすると、見た人が受ける印象と実態に差が生まれます。現在の事業内容に合った写真と文章になっているか確認しましょう。
必要以上に良く見せるよりも、次のような情報が分かる写真を使うほうが、安心してもらいやすくなります。
文章も、きれいな言葉を並べることより、何を提供していて、誰に役立つのかを正直に伝えることが重要です。
例えば作業写真には、「何をしている場面か」を一文添えてみてください。完成写真だけでは伝わらない仕事の内容を補えます。素材写真やイメージ画像は、実際の施工・納品実績と誤解されない使い方にしましょう。
初めてホームページを見る人は、その会社に依頼して大丈夫かを判断する材料を探しています。次のような情報があると、依頼後のイメージを持ちやすくなります。
華やかな実績だけが必要なわけではありません。どのような相談があり、何を行い、どのように変わったのかを、確認できる事実に沿って説明することも信頼材料になります。
公開できる実績が少ない場合は、仕事の進め方や制作見本を紹介する方法もあります。見本には「サンプル」と明記し、依頼された実案件と区別します。お客様の事例や声は、掲載の了承を得たものを使いましょう。
問い合わせまでの導線とは、記事やサービス説明を読んでから、連絡先やフォームへ進むまでの流れです。興味を持ってもらえても、問い合わせ方法が見つからなければ行動にはつながりません。
例えば、次のような状態は見直したほうがよいでしょう。
トップページ、サービスページ、事例ページ、記事の最後など、必要な場所に案内を設置します。ボタンを増やすだけでなく、「何を伝えればよいか」「問い合わせ後にどう進むか」が分かることが大切です。
スマートフォンで記事やサービス説明を読んだ後、そのまま問い合わせ画面へ進めるか確認しましょう。リンクの近くに「現在のサイトURLと、お困りごとの概要をお知らせください」などと添えると、何を書けばよいかも伝わります。
問い合わせが少ないと、ホームページそのものを作り直したほうがよいと考えることがあります。しかし、デザインやシステムを大きく変えなくても、事業内容、対象者、料金、写真、実績、問い合わせへの流れを整理することで、伝わり方が変わることもあります。
ホームページ制作を依頼する前に、まず掲載内容を見直すことも大切です。何を載せるのかが整理されていなければ、きれいなホームページを作っても、伝わりにくさは残ってしまいます。
Null Axisでも、自社ホームページを作りながら、サービス内容・料金・作成例の見せ方を見直しています。
例えばホームページ制作では、55,000円(税込)〜に初年度維持管理を含み、2年目以降の維持管理は22,000円(税込)/年、都度更新は5,500円(税込)〜/回と分けて掲載しています。定期更新プランは5,500円(税込)/月の任意オプションです。制作範囲は基本5ページ+プライバシーポリシーとし、撮影や追加ページなど、別途見積もりになる作業も示しています。
また、ホームページ作成例は、依頼後のイメージを持っていただくための商品見本です。実際のお客様から受注した制作実績と混同されないように案内しています。
こうした見直しで大切にしているのは、「何を頼めるのか」「いくらかかるのか」「どのようなものができるのか」を、依頼前に判断できる状態にすることです。
すべてを一度に直す必要はありません。何から手を付ければよいか分からない場合は、まず次の順番で確認してみてください。
この4点が分かりやすくなると、ホームページ全体の内容も伝わりやすくなります。その後、写真、実績、細かな文章などを整えていくと、作業の優先順位を付けやすくなります。
合同会社Null Axisでは、既存ホームページの文章・写真・料金表示・問い合わせまでの流れを確認する「ホームページ掲載内容の見直し」に対応しています。改善点の整理、修正文案の作成、社内担当者や制作会社へ渡す修正内容の整理を、全国オンラインで承ります。
料金は22,000円(税込)から。確認するページ数や作業範囲に応じてお見積もりします。実際のサイト修正・公開作業は、対応可否と作業範囲を別途確認します。
お問い合わせの際は、現在のホームページURLと、お困りごとの概要をお知らせください。お問い合わせの送信だけで料金は発生しません。具体的な診断・改善提案は、内容と料金に合意いただいた後の有料支援です。